随分と空きましたが、この間ワインに輸入であったり、買付準備であったりと落ち着きのない日々を送っておりました。
最近投資、資産運用、投機といった話をよく耳にすることが多くなりました。それは政府が何の前触れもなくNISAなる少額投資を一生懸命促しているからという事もあるのでしょう。
投資は本来資産に余裕がある人々が、技術はあるが資金がないという人に投資をし、その利益の中からリターンを頂くというものです。つまり、これはもお金のない人が工面をしてするものではないという事です。
遺産の少ない人が工面をして投資という事になると、お金を使わなくなるので経済が回らなくなるという事にもなります。そうなると経済が回らなくなると企業の状況が悪化するので、投資市場が低迷をするという事になります。
何よりも内需拡大と言っていた政府がいつの間にか内需の拡大とは別方向に舵を切ったことになるわけです。
なぜだろうか? 理由は大きく2つあるのでしょう。一つには年金問題です。『年金はもう崩壊寸前なので自分たちで何とかしてくださいね』というものです。もう一つは政府の年金を始め、資産運用の失敗した穴埋めを少額づつ国民から集めようというものです。
つまり、今後の少額投資に関しては大きなリターンは考えにくいという事ですね。更に投資というものは短期、大きなリターンというものは投機というギャンブルになります。つまり、確率的には頭の中では低いという事は理解しながらも、目の前の誘惑にほだされるという事です。これはほぼ間違いなくお金を失います。
つまり、投資というものは余裕をもって長期間で所有することができなければ殆どの場合お金を失います。それは投資の神様ウォーレン・バフェット氏も言っています。
資産運用というものは余裕のある経済活動ができる人が行う事であり、切り詰めた中での資産運用は人生そのものを台無しにするし、資産を失う可能性もあるのです。
お金は使う事が一番お有効利用なのです。当たり前ですが。
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