ダウ平均が再び27,000ドル台を回復し、このCOVID19騒ぎの中での期待感からか日経にいたっても22,000円台を維持している。
新型感染症拡大の中、何が要因でこのような結果に首を傾げる人も多いのではないだろうか?
これは何もこの騒ぎの中の事ではなく実際にはこの騒ぎの前から実体経済と金融経済には乖離があったのです。実体経済と金融経済の格差が広がることはイコール貧富の格差が広がることを意味しています。
つまり、中間消費者層がドンドン減少し、一般消費が失われていきます。実際にはここ数年既にその現象は起きていたのです。ダイアモンドビジネスそのものも中間層が多いという事を前提に成り立ってきたビジネスです。
何故に中間層が減少をしてきたかを考える時に考えるべきことは労働力が資源から経費に変わってきたという事でしょう。つまり、物や技術を創りだしてきていた労働は日本の例を挙げるまでもなく資源でした。しかし、現代において労働者はIT革命によりAI化も進み、経費削減のための材料でしかありません。
これと同じことはイギリスの産業革命でも起きていました。馬や家畜を使い物を運び畑を耕していたものが、自動車や汽車、そしてトラクターなどの機械化が進み、効率化が進み、一時は社会を潤したのですが、その後資産家は資本を投入することにより更なる効率化と人員の削減を試みていきます。
結果、労働者は排除され資本家だけが潤っていく訳ですが、それは消費層の減少に結び付き資本家の金融のみが顕著な伸びを示していくことになります。やがてそれは世界大恐慌につながっていく訳です。
簡単に言うと中間層が多い時代が一番実体経済が活発化し、利益分配がうまくいっている時代という事になります。今の時代は歴史を繰り返しているように思えます。日本の株高は決してアベノミクスの効能ではなく、リーマンショック後の影響が大きく、更にアベノミクスがそれ乗じたと言えるものでしょう。
つまり、リーマンショックで落ちた株価は一部の資産家により買いまくられ、結果株価上昇により資産家たちはさらなる利益を享受したわけですが、資産家は何処からその資本がというと、思い出されるのはリーマン倒産や傾きの際に米国は税金をそれらの企業に投下したことは記憶に新しいと思います。倒産したはずの会社の役員が退職金を数十億ドル手にしたという話題は世界中を驚かせました。彼らはその元手により更なる富を手にしたのです。それがアメリカ資本主義であり、ウオールストリートの理屈なのです。
現代資本主義においては資産家はあくまでも資本家として富を膨らまし、大衆は何処までも貧困になるという事です。中国の様な国家型資本主義は市場全体のお金を国が動かすには好都合ですが、それは常に覇権主義をモもっとうに他国の富を自国に誘導することを前提としています。
結論じみたことをいうと、今後まだまだ貧富の差が広がり、ダイアモンドビジネスにおいては多くの業者が参加をすることは難しくなるという事でしょう。
例えばファストファッションは大衆にとってはその場での助力になるでしょう。しかし、その裏には資本家やファンドがいますので彼らの富はさらに大きくなり、規模のメリットを生かし、さらなる資本を投入し、人手を更に減らし、AIによるシステム化を進め労働者を切り始めるでしょう。
彼らの富がタックスヘブンに移行することは誰もが気づいていることです。つまり、富の分配が行われることはないという事です。そして、それは過去の歴史が物語るように革命が起きない限り半永久的に続くのです。https://ameblo.jp/diamonrow
新型感染症拡大の中、何が要因でこのような結果に首を傾げる人も多いのではないだろうか?
これは何もこの騒ぎの中の事ではなく実際にはこの騒ぎの前から実体経済と金融経済には乖離があったのです。実体経済と金融経済の格差が広がることはイコール貧富の格差が広がることを意味しています。
つまり、中間消費者層がドンドン減少し、一般消費が失われていきます。実際にはここ数年既にその現象は起きていたのです。ダイアモンドビジネスそのものも中間層が多いという事を前提に成り立ってきたビジネスです。
何故に中間層が減少をしてきたかを考える時に考えるべきことは労働力が資源から経費に変わってきたという事でしょう。つまり、物や技術を創りだしてきていた労働は日本の例を挙げるまでもなく資源でした。しかし、現代において労働者はIT革命によりAI化も進み、経費削減のための材料でしかありません。
これと同じことはイギリスの産業革命でも起きていました。馬や家畜を使い物を運び畑を耕していたものが、自動車や汽車、そしてトラクターなどの機械化が進み、効率化が進み、一時は社会を潤したのですが、その後資産家は資本を投入することにより更なる効率化と人員の削減を試みていきます。
結果、労働者は排除され資本家だけが潤っていく訳ですが、それは消費層の減少に結び付き資本家の金融のみが顕著な伸びを示していくことになります。やがてそれは世界大恐慌につながっていく訳です。
簡単に言うと中間層が多い時代が一番実体経済が活発化し、利益分配がうまくいっている時代という事になります。今の時代は歴史を繰り返しているように思えます。日本の株高は決してアベノミクスの効能ではなく、リーマンショック後の影響が大きく、更にアベノミクスがそれ乗じたと言えるものでしょう。
つまり、リーマンショックで落ちた株価は一部の資産家により買いまくられ、結果株価上昇により資産家たちはさらなる利益を享受したわけですが、資産家は何処からその資本がというと、思い出されるのはリーマン倒産や傾きの際に米国は税金をそれらの企業に投下したことは記憶に新しいと思います。倒産したはずの会社の役員が退職金を数十億ドル手にしたという話題は世界中を驚かせました。彼らはその元手により更なる富を手にしたのです。それがアメリカ資本主義であり、ウオールストリートの理屈なのです。
現代資本主義においては資産家はあくまでも資本家として富を膨らまし、大衆は何処までも貧困になるという事です。中国の様な国家型資本主義は市場全体のお金を国が動かすには好都合ですが、それは常に覇権主義をモもっとうに他国の富を自国に誘導することを前提としています。
結論じみたことをいうと、今後まだまだ貧富の差が広がり、ダイアモンドビジネスにおいては多くの業者が参加をすることは難しくなるという事でしょう。
例えばファストファッションは大衆にとってはその場での助力になるでしょう。しかし、その裏には資本家やファンドがいますので彼らの富はさらに大きくなり、規模のメリットを生かし、さらなる資本を投入し、人手を更に減らし、AIによるシステム化を進め労働者を切り始めるでしょう。
彼らの富がタックスヘブンに移行することは誰もが気づいていることです。つまり、富の分配が行われることはないという事です。そして、それは過去の歴史が物語るように革命が起きない限り半永久的に続くのです。https://ameblo.jp/diamonrow
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