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2020年5月14日木曜日

こんな時期だから⁉

 ダイアモンドの価格も今年の3月を起点に価格下落が止まらない状況ですが、現状殆どの国のマーケットが動いていないので、一概には言えませんが、市場が落ち着いた途端にダイアモンドの価格が再下落することは否めません。

 ただし、現状でも、投資市場では3~10ctsを中心にプレミア価値を探した動きは出てきています。勿論こんな時期ですからあがいてみてもしかたがない訳です。

 時間を持て余す中でフッと頭によぎったのが1970年代半ばの自分の姿でした。米国に渡ったばかりで、あまり知人もおらず学校へ通う毎日でしたがある日を境に生活のテンポが変わりました。それは、居候が我がアパートに転がり込んできたのです。

 彼も同じ留学生で、それなりのアパートをアメリカ人の学生とシェアをしていたのですが、そのアメリカ人の学生が毎夜毎夜彼女を連れ込んではいちゃいちゃしているという事でいたたまれなくて我がアパートに転がり込んできたものでした。

 夏休みに入ったある日に彼が『旅に出てみませんか?』といきなりの問いかけに一瞬私は戸惑いましたが、特に夏休みにすることもなく同調する事となりました。

 次の日早速我々は車に乗り込み
『東に向かいましょうか?』
と最初は北へ向かおうという事になっていたのですが、彼のその一言で
『どこへ?』という私の言葉を待つこともなくエンジンのスターターが回されていました。

 我々の住むロス・アンジェルスから一路、車は東へそれも我々の世代にはたまらない『ルート66』
をなぞりながらネバダの砂漠を抜け、アリゾナを横切りコロラドへ。

 そして、夜明け前にたどり着いた所で生まれて初めての光景を見、感動することになります。
夜明けのグランドキャニオンは想像を絶する広さで、足元が震えたのを思い出します。

 こんな時期でなければ思い出すこともなかったことでしょう。もう一度あの光景をという思いに駆られ、この夏その場所を訪ねてみようと思ったわけです。パートナーは勿論その時の相棒で、何の躊躇もなく賛成をしてくれました。

 今からワクワクしています。

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