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2017年8月31日木曜日

伝えたいこと⁉

 一昨日、北海道の小樽のレストランいてトークショーがてらの販売会に参加をしてきました。内容的にはワインお話と宝石の事という事で、宝石とジュエリーの違いをワインのヴィンテージとデイリーワインに例えてお話をさせていただきました。

 宝石というものは価値を前提としているのに対してジュエリーというもの各々の価値観が前提となっているという事をワインを通して説明をさせていただきました。

 つまり、ヴィンテージというものは良い年齢のブドウ木から気候の良い時期に良いワイナリーにより醸造をされたワインであり、毎日飲むデイリーワインは毎日の食事や好みに合わせて自由に自分勝手に選別をしその時の気分で飲むワインという事です。

 それはどちらが良いとか悪いではなくそれぞれの考え方によりどちらを重視するのかというより、元来ある程度分けて考える必要があるという事です。

 子孫を残し、どんどん引き継いでいってほしいと考えれば古今東西皆が認める資産である宝石をという考えと、自分のライフスタイルに合わせた、もしくは充実させたいと考え選ぶジュエリーという考えがあり、更にはそれの両方を兼ね備えたハイジュエリーという考えもあるでしょう。

 宝石と考え、宝石として勧められ購入したのに実はそれほどの価値のないものだったという事をよく聞きますが、それは販売側もその線引きがうまくできていなかったり、そもそもそのことを知らなかったりするわけです。

 何処のどの販売員から購入するかという事も重要な事であり、決してお安いものではないので購入側も安易な選別をするのではなく、自分はどちらを購入しようとしているのかを考える必要もあるのでしょう。

 明確な説明となったのかどうかはわかりませんがトーク内容は以上のようなもので、ワインを含め、両方に対する考え方や味わい方が変わったといって頂いたことはたようでもご理解をいただいたのかなとぽ持っています。

 現代においては購入するお店や購入する販売員を選別することも購入者責任となるので世知がないとは思いますが、高額なものをお求めになるにあたってはその選別がはっきりとしている方が良いでしょう。
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2017年8月25日金曜日

小さなことの積み重ね⁉

 またまた地方議員の政務活動費の疑惑というか『黒』の問題が出ていますが、今回の議員は女性国会議員との不倫騒動に始まり今回の問題。遡ればこの地区では号泣議員のやはり政務活動費問題等々他の地区も上げればきりがありません。

 この世な問題が起きるたびにちょこちょことその場限りの条例なり法律改正なりをして規制をするが何度でも出てきます。

 『小さなことの積み重ね』というとこの言葉には悪い印象はないのですが、事このようなことに関してはちょこちょこと細かい改正ではなくはっきりと大きな目で事を決めていった方が良いとも考えます。

 つまり、重箱の隅をこつこつと穿り回して全体の大きさや形を見ずにいるようなことではなく、議員になったら上限を決めて一億円なら一億円を拠出し、それ以外は原則認めない、そのうえで確たる結果が出せないときは議員としての立候補権を一回はく奪し、出直しをさせるとかもう少しアウトルックし、全体予算把握しやすくし、政務活動費に関してはその中身をはっきりさせるがその使い道に関してはうるさく言わない方が良いのではないかと思うのです。

 日本人の気質には合うのかもしれませんがその弊害も多い『小さなことの積み重ね』は時として勘違いを起こし、大きな弊害になる場合が多くあります。特に会社では小さな責任を果たすことによりコツコツと昇級していくケースが多いのですが全体を見る力が備わっていないので上級職になっても細かいことにばかりに目が行き部下に任せる範囲まで自分が目を通さなければ気が済まない上司が良くいます。

 小さな積み重ねが大きな形になるのは良いのですが単なる積み重ねた層にしかなっていなければ非常に弱い側面を有する事になります。

 基本的に細かいことを得意とする神経質な人間は無神経なところが多く自分の満足感を優先し、周りが見えないところがあります。細やかな気配りや心遣いをする人に神経質な人は少ないようにも思います。

 勿論『小さなことの積み重ね』を否定するわけではありません。ただ、現代の日本人のこの言葉に当てはまることは各論を積み重ねて総論を見ずという感じがします。もう少し大局的に物を見る政治家なり管理職が増えてくると日本ももっと変われるのではないでしょうか。
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2017年8月23日水曜日

引き継がれる宝石⁉

 世の中の価値観というものは徐々に変わりつつあり、目に見えるもの見えないものを含めて環境の変化や技術の進化により変わってきています。物の価値というものも以前であれば珍重されたものであっても今は興味さえ持たれないものもあります。

 そんな中宝石の概念というものは数百年の間変わることなく推移してきたのですが、近来においてプロモーションやキャンペーンなどにより大きな市場を創りはしたのですが、やはり時代の変化とともにその必要性は失われてきました。

 典型的な例がブライダルでしょうか。あれほど大きな市場を獲得したにもかかわらず今では風前の灯火となっています。その容認の多くは宝石の価値ではなく風習、慣習に比重をおいたものだったからと分析をしています。

 つまり、本来の価値とは違うものを前提としてのセールスプロモーションなわけですから条件変化によりその形を崩していきます。

 現代の宝石の販売方法は本来の宝石の価値とは違う手法をとることにより衰退をしてきているのだと思います。値引きや特典付きの販売術や価値観を宝石だはなくほかに向けた販売方法は今の現状を招いたのでしょう。

 改めて書きますが、宝石の5大条件としての希少性、美観性、耐久性、携帯性、換金性は何のための条件なのかと考えていただきたいのです。これらの条件のファクターには継続性というものが有ります。

 本来の宝石の価値としては権威や地位の象徴という面もあり、現代ではそれがプライドだったり、
満足感だったりします。勿論その面もありますがそれも時代によって取り方が違うのでしょう。

 しかし、継続性を前提としたものというときに現代においてはどう考えると良いのでしょうか?

 以前にも書きましたが現代の日本において墓地問題があり、無縁仏がい多くなり、その処理に税金が投入されているということも有りますが、霊園の倒産などといった墓地の制度そのものに新たな考えをどうにか対処しなければならない時期に来たのではないでしょうか。

 若者たちも引き継いだ墓地を維持することには後ろ向きでもあります。

 宝石というものは本来の価値の一つである継続性という事を考えると以前にも書きましたが宝石を墓石と考えたらどうでしょうか?

 美しく誰からも大事にされ、いつまでも変化なく、どこへでも持ち運びができ、いざとなったら換金が出来る。最後の一つは別にしても家宝として先祖を敬うものとしてこんなに適したものはないのではないだろうか。勿論多くの負担がなくなることも当然ですが、何よりもいつも身に付けていることができるという事になります。勿論その後に来る誰が所持をするのかという問題はありますが複数を所持することもできます。

 勿論、子供や近親者がいないという人もいるでしょう。しかし、友人知人もしくはその子供たちに託すことも良いのではないでしょうか。いずれにしても墓石の代わりは必要なのですから。
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2017年8月21日月曜日

世の中叩き⁉

 『文春砲』をはじめ現代の世の中は何処にネタがあるかわからないが芸能人や政治家の醜聞が世の中に広められ、そこまで叩かれないといけないことかと首をかしげてしまうことがまま多いような気がします。

 現代のコミュニケーションとしてのツールとしてSNSなどの通信手段が用いられますがこれがまた怖いツールでもあるわけですがゲス不倫や議員不倫などの例があるようにこれらの手段は運営会社等に記録されていることはアプリなどをダウンロードするときに同意を求められるので知っている人も多いと思いますが、ここも問題があります。

 ツイッターやインスタグラムなどの投稿を見ていても、我こそはといったニュアンスの食事や行動、トピックなどの投稿が多くあり、現代ではトランプ氏の言うフェイクニュースではなく本当に画像処理や過激な表現でフォロワー数を上げようというフェイクニュースの類が投稿されています。

 実際にフェイク情報で倒産に追い込まれた会社や破産に追い込まれた写真家のケースなども海外では多く起きているようです。

 SNSによってもたらされる情報の一番の問題は裏を取っていない垂れ流しだという事です。皆が皆、我れ先にと投稿をするために画像にどのような言葉を乗せるかによって真実が変わります。先日も府中のコンビニの駐車違反の件で真実とは違う事実が流されました。

 前述の芸能人や政治家のスキャンダルにしてもそこまでしつこく追いかける必要があるのかどうかやその情報は本当に個人情報保護法の元での情報なのかと首をかしげたくなります。

 現実にはSNSなどの運営会社に記録されているだけといっても実際にはハッキングによりその情報を横取りする事が出来ます。本当に個人情報が保護されているかどうかというと、それはあり得ません。

 結果ユーチューバーをはじめフォロワー数を上げ、それで稼ごうとしている連中は真実はどうかではなく結果を求めますからどんなことでもスキャンダルにして投稿をします。

 『文春砲』といってもネタ元をばらしませんからハッキングによる情報ソースである可能性もあります。それゆえどんなことでも事件性を持たせて、極端な話が狂った女性議員の政策秘書に名乗り出た人間のそれ自体の問題ではなく、その人間がズラであるかどうかという方に焦点が当てられたりと何でも叩くことや探り出すことが世の中の風潮になっています。

 皆が特ダネを探し、無ければ何でもよいから叩き出せみたいな風潮が気になります。
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2017年8月19日土曜日

二匹目のドジョウ⁉

 現代の業態において二匹目のドジョウ的なものが多く存在していますが、それは成功体験を持つ一匹目のドジョウがいたからです。

 本来の意味でいえば同じ成功はそんなに簡単には手に入らないという意味の『柳の下の二匹目のドジョウ』 つまり、柳の下にドジョウがいて捕まえる事が出来たからといって二匹目もそこで捕まえるなんて甘い考えだよ・・・。という意味です。

 しかし、現在の多くの業態においては二匹目のドジョウといってもよいようなものが多く存在します。ファーストフード、ファストファッション、デリバリーフード、ファッションモールと数え上げたらきりがありません。多くの場合過去のまだ伸びしろがあった時代に出来上がってきたものですが、現代においてはそれらの業態の殆どが頭打ち状態になっています。

 何故だろうと考えたときに一匹目のドジョウがあまりにも少なくなってきたからだろうと推察が出来ます。情報の広がりが早い現代においては一匹目が熟成する前にマネ事が出てきて共倒れになるといった状況でしょう。

 今窮地に追いやられている多くの業態は二匹目のドジョウで成功したところほどその苦しさを味わっているようにも見えます。つまり、オリジナリティーが元々なく一匹目のドジョウの幸運を享受しそれで成功をしてきたわけですから、真似るものがなくなってきている時点でアウトなわけです。

 実際には二匹目のドジョウにしても成功体験を持っているわけですから、それで出来上がってきたシステムをどのようにアレンジをしていくかという問題にぶつかっていますが、多くのこれらの業態を見ていると、部分々々でやはりどこかの真似をしようとしますのでトータル的にちぐはぐになっているものが多いように思えます。

 常に一匹目のドジョウをつかめるるほど現代は簡単ではありません。やはり、自らの得意分野での隙間的なところでオリジナリティーを追い求めるしかないでしょうが、多くの二匹目業態はもともと専門職ではありませんから一匹目になることは非常に難しいといえるでしょう。

 専門職はその専門分野から他業種への派生も考えられますがなんちゃって専門職にはそれを派生させるだけの知識も技術もありませんから更なる困難に向かうことになるのでしょう。

 いずれにいしても二匹目のドジョウを捕まえることが出来るほど現代の柳の下は簡単ではないという事でしょう。
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2017年8月18日金曜日

誤解を招く⁉

 最近の政治家はよく『誤解を招く発言、行動を行い、申し訳なかった。』という言葉を使いますが、
何を根拠に誤解という言葉を使うのか、時に首をかしげることがままあります。

 取り方によっては発言や行動の真意を聞く側の能力の欠如のようにも聞こえます。本来はそれが誤解だとしたら発言者本人の前段の信用や人徳の問題があることによって起きることではないでしょうか。

 あくまでも自らの失言の責任の一端を認めるポーズをしながら聞く側のレベルが低いがごとくの言い方ですが、聞く側は勿論そのレベルの人たちだけではないので素直に認めるべきなのだがその才覚がないように見えます。

 政治家は言葉を誤解を招かないように話をするべきプロですから、慣用句のように使う現在の政治家の多くの人々はもう少し考えたほうが良いと思います。

 勿論、政治家だけではありませんが宝飾の催事業界においても多くの誤解があるというより本来の意味を取り違えていることも多く、耳に触ることも有ります。

 以前にも書きましたが『希少石』という言葉ですが多くの経験の浅い販売員は珍しい石を以て『希少石』とよく説明をし、だからやがて値上がりをしますよといったセールストークを展開していますが、これはそれこそ誤解でみんなが知らない石に関しては『珍石』であって希少石ではありません。

 なぜなら『希少』という意味は皆が知っているけどあまり見る事や存在がないものという意味ですからもともと誰も知らないものは希少とは言わないのです。ピンクダイヤモンドのように皆が知ってはいるけどあまり見たことがないといったものが希少石なのです。

 言うと限がありませんが、今朝ほどもラジオ体操は騒音障害だとする問題がありましたが、これも近隣者の誤解で元々は国民の健康を考えて国策として初めて来たことですから個人の権利としての騒音障害の訴えは誤解で、国から何らかの恩恵を受けている身という事は何らかの義務を果たさなければならない立場にいるのです。簡単に言うと税金のようなものと考えるべきなのでしょう。

 それぞれ基本的概念の欠如から誤解というものは招くのですが、現代の政治家の発言は聞く側ではなくて使う側の基本的概念の欠落から使用されている言葉だと考えると情けなく感じるのは私だけでしょうか?
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2017年8月16日水曜日

宝石の意味⁉

 『MOTTAINAI⁉』という日本語が世界で特にアフリカ諸国で使われ始めて数年が経つでしょうか。ノーベル平和賞を受賞しケニヤの故ワンガリ・マータイさんの提唱により進められている運動ですが、今では世界各地で行われています。

『もったいない』日本はいつの日から消費大国となりこの言葉の母国でありながら一番それを忘れた国民ではないだろうか。日本の一年間の廃棄食品で世界の7千万人がお腹を満たせるというと驚きます。環境に関しての問題に言及するつもりはありませんが、物を大事にするという事を含めて物の継続性やその精神について考えてみました。

 日本では今将来が心配だとか格差の問題とかが社会問題化していますが一番の問題は価値のないものに対する浪費が多すぎるという事です。前述の事を重ね考えてみても、例えば『使い捨てライター』なぜに捨てなければいけないのだろうか?これを回収してアフリカ諸国や東南アジアなどでは補充可能なライターに改造して売っています。そんな難しい改造ではありません。ただ底に穴をあけてそこにゴムの弁を差し込むだけです。

 日々のお金に困っている若者が月に4万も5万円もの携帯代を使い、そこには何も残らないだろうし、百均などでの買い物にしても使い捨てを前提に買い物をし、使わなくなったら捨てればよいという発想、これらのことは考えると単価は低くても実際には浪費と考えるべきでしょう。それらの回収費用やリサイクル・廃棄費用を考えると実際には高い買い物になっているわけです。

 価値あるものとは、その時には高価でも長く使用する事や精神的ステータスといった意味ではこちらの方が実質的には安くつき本来の『もったいない』精神なのではないかと思っています。

 長々と書きましたが宝石というものは高価な贅沢品と考えられがちですが、実はもったいない精神に寄り添ったものである一面もあるという事を伝えたいのです。

 『富』の意味は財貨の蓄えだけではなくその継続性があると以前書いたことがありますが、その継続性の面はまさにもったいない精神があってのことです。

 宝石はその最たるものであるという事です。一般に宝石、ジュエリー、そしてハイジュエリーと考えたときに宝石とは耐久性が上の継続性を前提とし、更には換金性があり、価値を有します。ジュエリーは嗜好性が重視され、必ずしも価値というよりも価値観を前提としています。ハイジュエリーとはその価値観に価値を乗せたものという事になります。

 更には最近の日本を鑑みたときに墓地の問題があります。東京にも多くの無縁墓地が存在しその処理においても多くの税金は使われています。これからのことを考えるとまだまだ増えていくことが考えられます。子供たちもいつまでも同じ場所に居住しているとは限りません。

 ここに宝石を当てはめてみてはどうだろうか、墓地は先祖代々という継承を価値としています。一方宝石も継承の証として欧米では使用されてきました。ということ考えると宝石というもは携帯性があるだけではなく、非常に合理的であり、価値を持ち、価値観を有し、更には継承といった『富』の象徴的な意味だけではなく、実質的な意味合いのあるものであることがご理解いただけるだろうと思います。勿論処理石や半貴石等、工作物は入ってはいません。
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2017年8月11日金曜日

ダイヤモンドが日本からなくなる⁉

 日本にダイヤモンドの文化らしきものが根付いてから50年ほど経ちますが最終的には根付くほどのことはなかったような気がします。

 現在ではブライダルにダイヤモンドを贈る文化も消滅しようとしているし、多くの若者が本当の意味での富というものを理解していないような気がします。戦後70余年経って貧困とか贅沢という意味さえ薄れてしまったような気がします。多くの若者は贅沢の意味もわからずお金を浪費し、更には食べるのも大変な日々を送っているようにも見えます。

 働いて手に入れ、更には残すものという概念がないような気がします。富というものは以前にも書きましたが必ずしも財貨の蓄えをいうわけではなく継続できる物という事も前提にあるわけです。
日本にも過去にはあった家宝という言葉がそれにあたるのでしょう。

 昨今の買取りブームに加え、前述のような文化の薄れから多くの人がダイヤモンドから離れ、日本に以前には多く輸入がされていた2ct、3ctsといったダイヤモンドが今は稀な状況になっています。

 勿論、国内にはまだまだその辺を所望する市場があることは間違いがありません。しかし、残念ながらその要望に応えるだけの流通在庫は現在では国内には少なく、多くの業者が奔走しています。

 以前には豊富といってよいほどのダイヤモンドが日本にはあったものですが流通在庫が激減をし、多くの業者が業界を去っていき、大手といわれたところも売り上げが半分以下になり、存続さえも危なくなっています。

 これは自己責任の部分もあり、本来であれば本当の価値を説明し高めていかなければならない立場でありながら値引き販売や詐欺まがいの販売をしてきた報いなのでしょう。以前であれば働きたいといって人々も怪しげな業界というランク付けから遠ざかっている人も多く、業界には人が寄り付かないとも聞きます。

 実質的には過去この業界で働いてきた人たちが多くおり、その延長での販売ですからなおの事業界は低迷をします。

 つまり、ダイヤモンドをはじめジュエリーの需要はどんどん減る一方です。しかし、海外では時折オークションで多くの高額ダイヤモンドが落札されているという実情がニュースで伝わります。

 私自身この業種に携わってきた立場から本当の意味での宝石またダイヤモンドを知ってほしいと依頼があればどちらでも伺わせていただいております。多くの人がその意味が解れば海外で今起きているような状況が起きるのではないかと思っています。

 現実に現状でも50ctsを超えるダイヤモンドの依頼は常にあります。ただし、何時もこのブログで触れるようにお金持ちよりダイヤモンドの方が少ないのです。一朝一夕では手配が出来るようなものではありませんので随時という事になります。

 いぜれにしても業界の襟の正し方一つのような気がします。
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2017年8月9日水曜日

オーストラリア紀行⁉

 今月の2日から仕事というか見聞含めて7日間ほどシドニーからゴールドコーストまで旅をして来ました。

 当初は友人のイベント参加という事で道場六三郎さんをはじめ陳健一さん、フレンチの坂井さんら『料理の鉄人』によるシドニーのオペラハウスでのイベントに参加の予定でしたが現地の不手際もあり、2日間開催予定のはずが1日になり、鉄人たちの翌日は現地の料理学校で料理を教えるという事になり、我々は別行動をとりました。

 シドニーという街には数年前に一度訪れてはいますが、勿論地形は変わりませんが町中の変貌には目を見張るものが有りました。私自身シドニーというかオーストラリアは偉大なる田舎という認識でおりましたので少し仰天をしてしまいました。

 以前はオペラハウスが歴然として目立っておりましたが現在では周りに高層ビル群が建ち、あまり目立たなくなった印象があります。丁度シドニーの町中に隣接をしているハーバーでボートショーをやっており、隣接する波止場で昼食をとっていましたがやはり隣国の観光客が多くなぜかノンビリした所のはずなのに騒然としておりました。

 ゴールドコーストへ向かい、そこでは海岸を散歩し、お茶などをしながら道行く人々を見ているとオーストラリアは現在は冬から春に向かうところなのでダウンやセーターを着こんだ人が多くいましたが、中にはTシャツに短パンだけの人もおり、以前住んでいたロサンゼルスを思い出しておりました。

 白人の人というのは皮下脂肪が厚いというのか寒さを苦にしない人が多く、特にカナダなど北の国の人は日本の冬でもTシャツ1枚という人を観光客の中に良く見かけます。

 ゴルフなどもして楽しんできましたが、心の底にまったくの後ろめたさがない訳でもないので町中の探索の場合には宝石店のショーウインドーを眺めながらダイヤモンドをはじめジュエリーの価格うのリサーチをしていたところ展示会等でよく見かけるオパール等のジュエリーが妥当な価格でプライスが表示されておりました。展示会等ではびっくりとする価格が付いていますが…。

いずれにしてもこれを機会に少しオーストラリアをウオッチしてみようかと考えています。
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2017年8月2日水曜日

夏季セミナー大阪⁉

 先日の東京に続き昨日大阪でもセミナーの講師として参加をさせていただきました。久々の大阪という事もありましたが前日入りをし、主催者社長と食事をさせていただきましたがやはり西の料理は器で食べさせるというように、味もそうですが器のコンビネーションには感心させていただきました。

 セミナー自体は九州をはじめ広島、大阪そして名古屋方面からの参加ではありましたが、土地の違いや販売形態の違いに関わらず参加の皆さんは同じような悩みをお持ちのようでした。

 内容というのはやはり現在の知識が実は大昔とは言いませんがダイヤモンドをはじめ色石に関しても20年ほど前の知識で止まっているという事です。その上多くの購入希望者であるユーザーはネットをはじめいろいろなソースから知識を満載にしているのでその対応に対しての物でした。

 ユーザーがネット等で知識を得たとしても多くの場合正しい内容でなかったり、投稿者自身が勘違いをしているケースもネット上では多々見られます。しかし、閲覧者はそれが正しい知識として認識をしていますから問題も発生しますし、販売側の知識が古ければやはりトラブルのもとになります。

 このブログでも何度か触れたことのあるダイヤモンドのタイプについてはまさにこの問題のズバリ真ん中という事もあり、この辺に関しての知識がやはり皆さんも少し足りないようでした。

 また色石に関しても処理石の問題やそれに関わる説明に関する勘違い等々もやはり多く感じられた次第ですが参加の皆さんはやはり意識が高く、終了後のアンケートにおいてもセミナーの内容を役に立てれるように頑張りますから始まり、今まで疑問に感じられたことがすっきりとしたとか、中には業界に都合で説明内容や知識が変わっていくのだという事が実感したとか様々な内容のご意見をいただきました。まさに実感として手ごたえを感じさせていただきました。

 立ちっぱなしの約4時間という時間でしたがさすがに帰りの新幹線の中では疲れを感じ、うとうととしていたところで大雨により遅延という事でさらに神経的に参ったのですが、セミナーの中で皆さんが居眠りをせずに聞き入っていただいた事を思い出すと充実したセミナーであったことを実感しました。

 またの機会に皆さんとお会いできると良いなと考えながら帰途に就きました。
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