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2011年8月2日火曜日

後世へ

人間の本能の中には子孫を残す事や、文化継承等の意識は自然にある物だと思い
ますが、それは普段意識をする事ではなく、自らの何らかの転換期や境遇によって
意識する事なのかもしれない。

今、流行のロハスは真にその事を表現しており、何らかの状況を迎え、そのことを
意識している人が増えてきたのだと思います。

ロハスとは地球上の自然を大事にし、如何にこの自然を長く大事に使っていき共生
して行くかという取り組みです。現代においてはあまりにもアメリカ流の消費文化が
蔓延し、その場限りの間に合わせにお金と労力を割いているのかと思います。

確かに経済は格別生死に関わるようなものではない物、つまり文化と言われるよう
な物が活性化して成り立っているものではありますが、現代の経済や文化はあまり
にも度を越して見えます。経済の為に文化を起こし、またそれを葬りさっています。

そろそろ、地球の限りある、資源や、文化を大事にして意識する事を心がける事を
考えても良いのではないでしょうか。つまり、文化というものは子孫に残す事の出来
る、誇れるものであってほしいという事と、その文化が肉体的にも精神的にも子孫
達の支えになるものであってほしい。

先日、ご来店頂いたお客様がお求めになったダイアモンドの出来上がりを受け取る
際に

『私にはまだ過ぎたものかと思っていましたが、こちらのお店で後世に残し代々受け
継いでいくものですよと言われて、そうだと思い切って大きなものを頂いたんですよ』

と言われてそう考えてくれる人がもっと多く現れてほしいと考えています。

人の存在や考え方、そして現実に残していける物を継続していけるものをもっと大事
にして良いのではないかと、そのお客様の一言で余計に意識をするようになりました。

ダイアモンドは人類の文化の中にある自然の物では最古の物ですから、ロハスの
代表格と言ってよいでしょうね。

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