世界最大級の国際宝飾展JCK ラスベガスが先週末終わり、速報が入ってきました。やはりというか絶好調とはいかなかったようです。
詳細としてはダイアモンドの2ct以下は不振で2ct以上の需要が多く、更には5ctアップのところの需要が多いのが特徴だったようです。特にオーバル・シェイプに需要は顕著脱調で一昨年から続いている人気は未だに好調のようです。更に言えばケープ系の人気が高く価格的な魅力とライフの強さが特徴です。
1970年代にはロサンゼルスで開催され『パシフィックジュエリーショー』と銘打っていたのがラスベガスに移り『JCKショー』となり、記憶では35年以上続いているはずです。
当初より参加をしており日本でのエージェントとしてのスタートだったのですが、1997年から出展をしておりました。およそ10年間続けていた出展もリーマンショックをきっかけ出展を取りやめたのを昨日の事に様に覚えております。
私自身、米国でのビジネスを中心としておりましたので、今思えば全米のお客様を訪問するためにずいぶんと無茶な出張をしていたものです。
これらのお客様の殆どがJCKショーからの繋がりで最盛期は150件を抱えておりました。その為の出張が前述した内容です。当社が出展をしていたのはJCKのラグジュアリーといわれるカテゴリーで全米上位200社のみの小売店が参加をできるもので、出展業者も世界から90社に絞られていました。
勿論レギュラーの展示場にも参加をできるのですが、ラグジュアリーのカテゴリーに参加をできる小売店は全てが完全ご招待で三日間に渡り出展業者とと共に過ごします。勿論出展料も高いのですが、私自身も良い経験となったと思っております。
流れ的にはラスベガスのべネシアンホテルのスウィートフロアの全室が出展ブースとなっており、朝はブレックファーストミーティングでお客様と一緒に食事をし、また、展示ブースの各部屋でお客様とランチを共に商談し、夜はプールサイドのパーティー会場でやはりお客様と過ごすといった完全密着型の接客でした。三日間の出展は疲労困憊であったのを思い出します。
昨今は会場も変わり、セキュリティーも甘くなり、出展業者、来場者共に目減りをしていると聞いております。10年ほど前までは訪問者としてJCKに参加をしておりましたが、今は4,5年に一度訪問する程度です。当時の出展仲間は今では殆どいません。
日本のIJTにしても香港にしても国際宝飾展の時代は終焉を迎えたのかもしれません。一時の輝きは望郷の彼方に消えた思いです。もう一度あの輝きがなければ宝飾業界自体が用無しになってしまうのかもしれません。
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