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2024年5月2日木曜日

日本の資産⁉

 円の乱高下がゴールデンウイークに入り続いています。一ドル160円で日銀の介入が入ったのではないかという憶測もあり、更には本日も154円台を付けるなど今一度日銀の介入があったのではないかという憶測があります。勿論介入はあったのでしょう。

 しかし、心配なのは現状の日銀の保有ドル貯金はかなり目減りをしてきています、もし今回も憶測通り、日銀の介入があったとしたら残りは10兆円ほどという事になります。となるとドル保有といっても残りの200兆円越えのドルは米国債での所有です。勿論これを売ると更に日米金利差が起きて円安が止まらなくなるでしょう。

 その意味で今回のタイミング正解なのかどうかを考えてしまいます。日本お本当の力は為替通りなのかどうか?多分その通りなのでしょう。。

 日本の国民、国、私企業の資産総額はほぼ一京円ともいわれていますが、個人資産の一部は価値がどんどん下がっています。日本経済の立て直しの話は以前から行われていますが、多くの政治家にはその興味が無いようにも見えます。

 本来円安は輸出大国であった頃の日本には追い風だったのですが、貿易赤字に陥り、内需拡大も思うようにいかない現状ではリスクでしかありません。円安で儲かった多くの大企業はその利益を日本国内ではなく海外への投資としており、実際には国内への恩恵は限られており、さらにNISAなる少額通投資を日本の税金を使い海外への投資を斡旋しているような有様です。

 NISAの8割は海外投資でそれを非課税にするとはいかれているとしか思えないです。本来であれば国内投資に限定をするべきであり、内需の拡大を阻害するような政策を日本の政治家は行っている事さえ気が付いていない現状は嘆かわしい限りです。

 日本の資産の有効利用を本当に真剣に考えてほしいものです。

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