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2023年5月9日火曜日

ダイアモンドとワイン⁉

  私がビジネスでイスラエルと縁を持ってから40数年になります。その間大きな歴史の変化もあり、様々な事件もありました。多くの日本の人々は中東のこの国を怖いというイメージを持っているようで、よく『テロが頻繁に起きている国へよく怖くないですね』といわれること多々ありました。

 実際のイスラエルは確かの過去はパレスチナを含めた紛争の多々ありました。そして現在でも多少特殊なもめごと程度の事は起きていますが、実際には日本ほどの日常的な事件や事故はなく、一見欧州人の避寒地であり、リゾートの地中海の平和な国という印象です。

 そんな中イスラエルへ100回を超える渡航歴の中で楽しみの一つがイスラエルのワインでした。聖書にも出てくる世界最古の銘醸地の一角を成し、更には農業先進国としての技術の裏付けされた醸造技術はワイン好きにはたまらない品質です。

 残念ながら多くのワインは国内か多くのユダヤ人が住む欧米で消化され,日本に入る量はまだまだ多いとは言えません。ベースとしてユダヤ教の教義にのっとった『コーシャワイン』ですから化学由来、動物由来の添加物は使用されていません。今でいう『ヴィーガンワイン』という事でしょう。

 ダイアモン取引所での仕事を終えて海岸沿いのホテルに戻り、その後ビーチ沿いのレストランで地中海へ沈む夕日を見ながらイスラエルワインとともにいただく夕食は格別のものがあります。

 最近になり、イスラエルのワイナリーもここ十年で400余りの数になり、2000年代にはいるとかのロバート・パーカーが90点以上を付けるワイナリーが9件も現れ、その中でアグリテックを駆使したブティックワイナリーも数多く現れ、その中身は旧世界のワインをしのぐものが多く、価格的にもリーズナブルなものも多くあります。

 私自身、ワインエキスパートの資格をとり十数年になるという事もありますが、ひょんな話から在日イスラエル大使館のご協力を得て、イスラエルワインの輸入をすることとなりました。

 ダイアモンドのビジネスを兼ねワインビジネスという事になりましたが、縁深いイスラエルの事を少しでも日本の人々に知ってほしいという事もあり、今回思い切り今度はワインディーラーとして少しでもお役に立てればと思っています。

 イスラエルワインショップとして自由が丘でのオープンはまもなく5月中旬となります。是非お近くへおいでの際はお立ちよりください。

 

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