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2022年4月18日月曜日

戦争と災害とダイアモンド⁉

 ロシアのウクライナ侵攻以来、ダイアモンドに対する問い合わせをいただく機会が多くなっています。

 資産としてのダイアモンドについては以前よりブログやセミナー等などで取り上げてきましたが、確かにこのウクライナ侵攻以来、様々なご意見や反応をいただくことが多くなまりました。

 ダイアモンドの資産として有効性は以前から触れてきましたが、安全資産であると同時に携帯性、対応性に関しては今回の様な惨事が起きると改めて感じざるを得ません。

 今回もウクライナの富裕層がいち早く対応をしたことやポーランドやオーストリアでの避難民の人達のダイアモンドによる換金が行われているという内容はダイアモンドのユダヤ人仲間から多く聞きます。

 戦争は実感がないにしても災害というある意味戦争以上に悲惨な出来事は我々日本人にとっては他人事ではありません。長く続いた不動産神話も限界が近づく様が最近の土地価格にも反映されてきています。

 どうしても東京や大都市の不動産を物差しにしがちですが、過去栄えた地方都市がシャッタ―商店街や過疎化しているとをもっと現実的に受け止める必要があるのです。それは徐々に大都市に迫りつつあり、現状のタワーマンションに関しても高騰しているといっても建材が値上りがりしているだけであり、決してその土地自体が値上がりしているわけではありません。

 投資信託にしても、ここ二、三年多くの小規模投資家たちは苦しんでいます。現代の投資に関しては大規模投資家だけが潤いを得る仕組みになっており、決して投資家皆が富を得るわけではありません。もっと言うと相変わらず千三つ、つまり千投資して三つ戻りの世界であることに変わりはありません。

 現実にイーロン・マスクやバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ社などのリターンは驚異的ですが、実際の身の回りでの投資信託難民は後を絶ちません。つまり現在の金融というものは魔界に近い存在であり、ITやデジタルさらに言えば特殊な情報収集能力がなければ太刀打ちは出来なのです。

 多くの証券会社の担当者は上辺の知識で営業をしており、彼らの知識では到底現状の金融の世界は計り知れないのが現状でしょう。

 ダイアモンドというシンプルで安定した資産へ改めて目を向けるには絶好の機会かもしれません。ただし、宝飾業界とその世界は似てはいますが、決して同質のものではないことを、改めて記しておきます。

 あとは、お金があれば手に入るといった品物ではなく、手に入りやすいものは、やはり資産性は低くなるという事も併記しなければならないでしょう。



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