以前から書いているようにこの新型コロナの影響はダイアモンド業界にも大きな影響があり、終息後にダイアモンドの価格の下落が始まるでしょうと述べてきました。
現実には殆どの市場が動いていない中でもオンラインオークション等は動いています。そんな中予想よりも早くダイアモンドの価格の下落が始まっています。
3月から4月にかけて約15%前後の価格の下落が始まってます。15%という数字はあまり大きくなく感じるかもしれませんが、この下落は輸出入段階での話ですので小売市場に回るころには相当な下げ幅が考えられるのです。
勿論現在は流通の段階が簡略化されてきていますので以前ほどの大きな値幅ではないかもしれませんが、元々の現市場は決して良い状況ではありませんから、さらなる価格の下落の示すものは中間業者の苦境です。
現実に裸石市場で最も大きなインドでは大量の在庫がだぶつき始めていると同時に新型コロナ以前から倒産なども頻繁に起きていましたので更に拍車がかかるでしょう。その上で日本の輸入業者も元々薄利なところにきて価格の下落と売り上げの下降という事になりますので、生き抜いていくのも難しい状況になるでしょう。
しかし、3ctアップの投資市場に目を移すと意外と価格に動きがなく、一部に関しては需要が起き始めているのです。勿論ラパポートレポート上や一部の指針は一応に価格の下落をしましていますが、実際にそれはインデックスだけの話で現実は金や他の相場市場でも見られる通り、現物市場では需要が動き始めてるのです。
金相場に関しては今が天井と考えても良いでしょう。ダイアモンドなどと違って先物も扱っているので価格は上がりやすいのですが、裏を返せば純粋なる現物市場ではなくなってきていることを示しています。
そのことでいえばダイアモンドは純粋な現物市場です。しかし、3ctアップを中心に考えると相場を形成するほどの実質的量がありませんから需要があるからといって望むものが手に入る訳でも手配できるわけでもありません。
この新型コロナのこの期間は宝飾業界にとっては痛手であり、ある意味分かれ道になるのでしょう。過去4Cを目安に価格競争に明け暮れたことも有りました。その名残はまだあるのでしょう。しかし、昨今のコロナ下で不要不急という言葉が多く発せられましたが、皮肉なことに今こそ不要不急の物が必要な時なのです。
過去50gオリンピックの金メダルが100gの金メダルと比べるような売り方が宝飾業界にはありました。しかし、五輪メダルには金の重さに換算できない価値があるのです。今後のジュエリー業界においては素材の価値ではなく物の意味を提案し、創造をしていくことを望みます。それ故にジュエリー業界は最も古いビジネスとして成り立ってきたのです。
決して五輪金メダルを値引き販売するようなことであってはいけないのです。
https://ameblo.jp/diamonrow
現実には殆どの市場が動いていない中でもオンラインオークション等は動いています。そんな中予想よりも早くダイアモンドの価格の下落が始まっています。
3月から4月にかけて約15%前後の価格の下落が始まってます。15%という数字はあまり大きくなく感じるかもしれませんが、この下落は輸出入段階での話ですので小売市場に回るころには相当な下げ幅が考えられるのです。
勿論現在は流通の段階が簡略化されてきていますので以前ほどの大きな値幅ではないかもしれませんが、元々の現市場は決して良い状況ではありませんから、さらなる価格の下落の示すものは中間業者の苦境です。
現実に裸石市場で最も大きなインドでは大量の在庫がだぶつき始めていると同時に新型コロナ以前から倒産なども頻繁に起きていましたので更に拍車がかかるでしょう。その上で日本の輸入業者も元々薄利なところにきて価格の下落と売り上げの下降という事になりますので、生き抜いていくのも難しい状況になるでしょう。
しかし、3ctアップの投資市場に目を移すと意外と価格に動きがなく、一部に関しては需要が起き始めているのです。勿論ラパポートレポート上や一部の指針は一応に価格の下落をしましていますが、実際にそれはインデックスだけの話で現実は金や他の相場市場でも見られる通り、現物市場では需要が動き始めてるのです。
金相場に関しては今が天井と考えても良いでしょう。ダイアモンドなどと違って先物も扱っているので価格は上がりやすいのですが、裏を返せば純粋なる現物市場ではなくなってきていることを示しています。
そのことでいえばダイアモンドは純粋な現物市場です。しかし、3ctアップを中心に考えると相場を形成するほどの実質的量がありませんから需要があるからといって望むものが手に入る訳でも手配できるわけでもありません。
この新型コロナのこの期間は宝飾業界にとっては痛手であり、ある意味分かれ道になるのでしょう。過去4Cを目安に価格競争に明け暮れたことも有りました。その名残はまだあるのでしょう。しかし、昨今のコロナ下で不要不急という言葉が多く発せられましたが、皮肉なことに今こそ不要不急の物が必要な時なのです。
過去50gオリンピックの金メダルが100gの金メダルと比べるような売り方が宝飾業界にはありました。しかし、五輪メダルには金の重さに換算できない価値があるのです。今後のジュエリー業界においては素材の価値ではなく物の意味を提案し、創造をしていくことを望みます。それ故にジュエリー業界は最も古いビジネスとして成り立ってきたのです。
決して五輪金メダルを値引き販売するようなことであってはいけないのです。
https://ameblo.jp/diamonrow