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2022年9月15日木曜日

ダイアモンドは投資?資産?

  現在百貨店等を中心に大粒ダイアモンドを仲介販売させていただいておりますが、一番多い質問は資産としての内容です。

 資産の考え方は簡単に言うと見合った対価となるかどうか?

 つまり、換金が可能かどうかという事ですが、答えは勿論【YES】です。これには精通している皆さんに異論はないと思います。ただ、見合った換金が可能かどうかという事ですが、これはどのような購入の仕方をして、どれくらいの間保持をしていたかという事になります。

 ここでは資産としての購入をなさった方を前提にお話をしますが、ダイアモンドを投資と考える場合に基本は他のものと同じで【長期、積み立て、分散】が基本です。過去のデーターを見てもダイアモンドは原石に関しては値下がりの傾向は一切見られません。

 ただし、研磨後のダイアモンドの価格を見る場合大きさ、品質で仕分けをしなければなりません。つまり、一定の大きさの物であればある折々に値上がりを繰り返しますが、1ct未満の小粒のものになるとやはり市場の原理により需要と供給の関係で価格も落ちます。

 しかし、5ctアップのものになると常に需要が勝っていますので価格が落ちることはあまり想定できません。極論を言いますと100ctのダイアモンドは相場がありません。つまり、大きくなればなるほど希少性という価値が増しますので、需要が常に強くあります。

 ダイアモンドの投資というのは小さければ長期、大きくなれば短期も利益を生む可能性があります。つまり、一個しかないものは価格に関係なく短期であれ需要があれば利益を載せて売ることができます。しかし、個数が複数になればなるほど長期になり利益が少なくなるわけです。あくまでも5ctアップですが、価格は過去のデーターから、また有限資源であることや採掘に費やするコストがより掛かる現状を考えれば今後も上がり続けるのです。

 さらに資産という面を考えます。資産というのは前述のとおり換金できるものという事ですが、更に利便性があるかどうかというのも重要な点です。不動産や重量のある金は手持ち出来ません。ダイアモンドであれば100億でもポケットに入ります。戦争、災害を経験してもめったに起きないと考える日本人には考えにくいことですが、戦争、災害をいつでも起きるのです。

 世界中どこでも換金ができ、どこへでも携帯できるダイアモンドは資産の最右翼なわけです。勿論登録制ではありませんから資産の利便性としてはさらに上がります。

 これらをどう考えるかで今後の投資であり、資産の運用を有利にできるかどうかが決まります。