久々のイスラエルの訪問から1週間が経ち、改めてイスラエルという国の底力を感じています。
今回は2年半ぶりという事もあり、若干の緊張感もあり、わくわくという高揚感もありましたが、やはり、着いてみると40数年関わってきた国で、安心感というか安堵感がありました。
今回は在日イスラエル大使館の計らいもあり、イスラエルのワインナリー巡りをしてきたという事もあり、ダイアモンドビジネスそのものよりも好奇心と期待感がありました。
IT 国家という事もあり、ブドウ栽培やワイン造りにもやはり多くのIT技術が投入されており、そのすごさを目の当たりにしました。
初日はテルアビブの北、ハイファ近郊で展開するワイナリーを訪れ、二日目はさらに北に位置するゴラン高原近くのガレリー地区にある三か所のワイナリーを訪れましたがこの地区は遥か5000年前よりワイン造りが行われていた地区でもありテロワールの良好さをひしひしと感じました。
三日目には南の銘醸地でもあるエルサレム渓谷にあるワイナリー2か所を訪れ、こちらはガレリー地区と違い白ワインを中心に栽培を行っており、オーナーたちのこだわりを感じるところでもあります。
総じていえることはどちらのワイナリーのオーナーもワイン造りに哲学を感じ、更にはユダヤ人独特のビジネスセンスを感じました。
一連のワイナリー巡りの後はダイアモンド取引所を訪れ、本来のビジネスに戻ったわけですが、印象はダイアモンドの高騰は勿論の事、品薄を肌で感じました。特に大粒に関しては多くの会社がニューヨークに運んでおり、夏休み前という事もあり、大きな収穫があったとは言えませんでした。
久々のイスラエルは間違いなく私にエネルギーと刺激を与えてくれました。今回のイスラエルに出張に関しては多くのご配慮をいただいた、在日イスラエル大使館には心より御礼申し上げます。
それでは