本日は11月の第3木曜日という事でボジョレー・ヌーボーの解禁日です。
私自身ワインエキスパートの資格を取ってからは数年経ちますが、きっかけは脳トレとボジョレー・ヌーボーの誕生と私の年齢が一緒という事があります。
バブルの頃はボジョレーの解禁日というと通関する成田空港まで多くの人々が押し寄せて、開栓しバカ騒ぎをしていたことを覚えています。そのころの印象はあきれて物が言えないとさえ思っていたのですが、今になってみると経済を動かし、社会が活性化していたなとさえ感じます。
ある意味ボジョレー・ヌーボーは日本の活性の象徴みたいな存在でこのイベントが盛り上がっているとそこに活力を感じます。
今でも一部の人々が成田空港で開栓のイベントをやっているようですが、その人々は今でいう勝ち組。つまり、格差社会の上の段にいる人々です。
当店のお客様でもバブルの当時を彷彿させるような人々もいます。それこそブランド品のボディコンで、お食事前に予約をしていたジュエリーを受け取りに来られるような方々もいます。彼女たちを見ていると平成、令和と続く環境経済の不況が嘘のようにも見えます。
この30年の間、約3年間の民主党政権を除けば、ほぼ自民党政権で日本は運用をされ、そのうちの半分を安倍政権が担当してきましたが、この30年間の経済の落ち込みと所得の減少という事を考えると自民党や安倍晋三を評価するものが何かあるのだろうかとさえ感じます。
ワインも熟成するほど良いのではなく収穫年や醸造方法などの運もだいぶ作用することは間違いがないと考えます。決して有名ワイナリーだから旨い訳でもなく、歴史があるから旨い訳でもありません。
ボジョレーに関してはその年の新酒ですから当年の出来を知り、その年の生末を図る上では重要なわけです。今年も選挙もあり、この年に選ばれた国会議員たちはどのようになっていくのだろうかと案じます。できうればこの議員たちが国を活性化することを望みます。