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2021年8月23日月曜日

ダイアモンドと個人資産の実情⁉

 日本で個人資産が1900兆円超えとなって日本はすごい資産家が多いと驚きの声もありますが本当にそうでしょうか?

 実際の経済はコロナ禍という事もありますが、それ以上に日本経済の仕組みの根底がねじ曲がっているような気がします。つまり、証券市場や投資市場に関しては数字上は経済が堅調であることを示していますが、その指標の測り方が少し違うのではないかという疑問です。

 つまり、資産を持っている人の大多くが現金を持っていないという事です。現状の証券、債券市場というものは以前と違いひも付き、期限付きといった汎用性に劣るというか自由に動かすことのできない投資資産といったものが多く、デイトレーダーの様な多くの資産を持たなくモニターの前に座りギャンブル的に投資を行っている人は別にして本来の資産家といわれる方の多くは投資信託であったりファンドに資産を任せていますから多くの現金は持っていないという事です。

現金は経済の血液ともいわれていますから現金の回らない経済はあり得ません。現状の経済は多くの資産を持たない一般の庶民だけで回されていますから実体経済やデフレ脱却にはあまり多くの役には立たないというとになります。これがアベノミクスの後遺症であり、竹中なにがしの経済理論の過ちなわけです。

 ダイアモンドの資産性に関しては以前から述べているように、アナログ資産ですから実体経済を破壊するような規模にはなりません。ある意味最も健康な資産ともいえる訳です。後は運用方法や実体販売の見直しでもあると思っています。有限である資産はその価値を有し、デジタル資産に関しては無限なわけですから、本来何処から本来の資産性があるのかというとリーマンショックの時に例があるように実体はありません。

 つまり現在の投資市場というのはその市場を運用する側だけがその恩恵を受ける仕組みですから新資本主義市場の危うい部分だけが隠され一部の人の利益となり膨らんでいくのです。それは一代で膨大な資産家が多く生まれてきている現状が示しています。現金が市場に流れない経済に成長はありません。ゆがんだ経済市場がまだまだ続くのでしょうか?

 

2021年8月18日水曜日

一年と半年⁉

 ブログを更新するのは一か月ぶりとなりました。海外のサマー・バケーションと日本の夏休み更には『TOKYO2020』とビジネスに触れる機会も少なく大した話題もなく過ごしていました。

 ダイアモンドビジネスに関して言えば大粒石の値上がりが約半年ぶり位で海外相場を押し上げていますが、これは去年からのダイアモンドブームに加え、やはりロックダウンの影響でもあり供給側の手薄感とでも言いましょうか、新たな原石の研磨が間に合わないという要因もあるのでしょう。

 ただし、国内に関して言えば市場が低迷し、迫力がないのは事実です。新資本主義的な金融の狂乱は相変わらず続いてはいますが、そこにも変化が表れ始めて現物を探る動きが出てきたことは事実です。やはり、大粒ダイアモンドの動きは目立ち、さらに言えば過去の販売方法というより金融がらみにした販売方法が功を奏しているようです。

 しかし、この新型コロナの日本政府のだらしなさ振りは益々国内マーケットの低迷は続かることになるのでしょう。

 前安倍政権から始まったコロナ対策は一年半ほど前の中国での流行を知りながら中国からの渡航制限を掛けず、いきなりの全国学級閉鎖という根拠のない自己満足的政策を行ったと思ったら自宅で悠々紅茶を飲みながらペットを可愛がる動画を流したと思ったら、いきなりのアベノマスク。

 何の根拠もなく思い付きで政策を行ったと思ったら『緊急事態宣言』、これはある程度効果を上げてきたと思ったら『GoToキャンペーン』なるものを行い、国民が心配する中で人流が感染に関わるエビデンスはないとか子供の言い訳かと思うようなことを自民党の老害が発っした。

 しかし、今度はいきなり人流抑制が大事だと誰もがわかっていることを振りかざし、『GoTo Eat』を煽っつたかと思ったら今度は飲食店いじめ、生かしたいのか殺したいのかはっきりしろと言いたいような状況を一年半も繰り返していたら市場も疲弊をしてくることは誰にでもわかります。

 しかし、そんな政府を選んでいる心広く将来を考えない人々が多くいることも事実です。まさに言葉を選ばずに言えば国賊であり、非国民でもあります。

 この一年半の思いを綴ってみたら言葉が荒くなってしまいました。これに懲りずこれからも読んでくださいね。