ページビューの合計

2022年10月20日木曜日

日本とイスラエルのIT産業の違い⁉

  この年の夏2年半ぶりにイスラエルを訪れ、ダイアモンド取引所を始め、イスラエル国内のワイナリーを巡ってきました。

 此処で感じたことはワイナリーを始め、いかに多くの分野でIT産業が農業に関わっているかという事でした。つまり、農業が効率よくITによって行われているという事です。現状のイスラエルはアグリテックの先進国であり、自給率が93%という驚異的な数字を示しています。

 砂漠が半分で農業自給率が93%、一方、日本は水と自然が豊かにも拘らず自給率はわずかにカロリーベースでは38%ほどである。更にこれには畜産用の輸入飼料等の数字が入っていません。

 日本の立ち遅れはITに対する考え方の違いだと思う。イスラエルにおいては一次産業をいかに生かし生産性を上げるかという手段としてIT技術を考えているが、日本はシステムと効率化という幻想でITを考えている。

 つまり、本来であれば使用する国民にとっていかに使い勝手が良いかという事が前提のはずなのに、行政にとっていかに便利かという事が前提となっている。非合理的な思想を前提に行なう日本の行政がシステムを考えれば必ず問題が起きる。

 イスラエルの場合はアナログをいかに生かすかという前提であるが、日本の場合にはどれくらいアナログを減らせるかという前提となる。

 アナログは絶対になくならないし、アナログがなくなったらITの存在意義もなくなってしまう。アナログとデジタルをいかにバランスよく使いこなすかという事が本来のテーマであり、いかにアナログをなくするかという論点自体が問題である。

 日本のデジタル化の進まない状況はマイナンバーカードも含めて目先の都合だけを追って仕組みを作るので失敗を重ねるわけです。

 河野デジタル相の頑張りはわかりますが、まず国民の前に役人たちに理解をしてもらわないとマイナンバーのデジタル化は進みません。何故なら国民は行政を信用していないからです。マイナポイントをもらいたいから作るという人々は一握りしかいません。まずは信用をしてもらう事ですね。

2022年9月15日木曜日

ダイアモンドは投資?資産?

  現在百貨店等を中心に大粒ダイアモンドを仲介販売させていただいておりますが、一番多い質問は資産としての内容です。

 資産の考え方は簡単に言うと見合った対価となるかどうか?

 つまり、換金が可能かどうかという事ですが、答えは勿論【YES】です。これには精通している皆さんに異論はないと思います。ただ、見合った換金が可能かどうかという事ですが、これはどのような購入の仕方をして、どれくらいの間保持をしていたかという事になります。

 ここでは資産としての購入をなさった方を前提にお話をしますが、ダイアモンドを投資と考える場合に基本は他のものと同じで【長期、積み立て、分散】が基本です。過去のデーターを見てもダイアモンドは原石に関しては値下がりの傾向は一切見られません。

 ただし、研磨後のダイアモンドの価格を見る場合大きさ、品質で仕分けをしなければなりません。つまり、一定の大きさの物であればある折々に値上がりを繰り返しますが、1ct未満の小粒のものになるとやはり市場の原理により需要と供給の関係で価格も落ちます。

 しかし、5ctアップのものになると常に需要が勝っていますので価格が落ちることはあまり想定できません。極論を言いますと100ctのダイアモンドは相場がありません。つまり、大きくなればなるほど希少性という価値が増しますので、需要が常に強くあります。

 ダイアモンドの投資というのは小さければ長期、大きくなれば短期も利益を生む可能性があります。つまり、一個しかないものは価格に関係なく短期であれ需要があれば利益を載せて売ることができます。しかし、個数が複数になればなるほど長期になり利益が少なくなるわけです。あくまでも5ctアップですが、価格は過去のデーターから、また有限資源であることや採掘に費やするコストがより掛かる現状を考えれば今後も上がり続けるのです。

 さらに資産という面を考えます。資産というのは前述のとおり換金できるものという事ですが、更に利便性があるかどうかというのも重要な点です。不動産や重量のある金は手持ち出来ません。ダイアモンドであれば100億でもポケットに入ります。戦争、災害を経験してもめったに起きないと考える日本人には考えにくいことですが、戦争、災害をいつでも起きるのです。

 世界中どこでも換金ができ、どこへでも携帯できるダイアモンドは資産の最右翼なわけです。勿論登録制ではありませんから資産の利便性としてはさらに上がります。

 これらをどう考えるかで今後の投資であり、資産の運用を有利にできるかどうかが決まります。

2022年8月6日土曜日

イスラエルとダイアモンド⁉

  久々のイスラエルの訪問から1週間が経ち、改めてイスラエルという国の底力を感じています。

 今回は2年半ぶりという事もあり、若干の緊張感もあり、わくわくという高揚感もありましたが、やはり、着いてみると40数年関わってきた国で、安心感というか安堵感がありました。

 今回は在日イスラエル大使館の計らいもあり、イスラエルのワインナリー巡りをしてきたという事もあり、ダイアモンドビジネスそのものよりも好奇心と期待感がありました。

 IT 国家という事もあり、ブドウ栽培やワイン造りにもやはり多くのIT技術が投入されており、そのすごさを目の当たりにしました。

 初日はテルアビブの北、ハイファ近郊で展開するワイナリーを訪れ、二日目はさらに北に位置するゴラン高原近くのガレリー地区にある三か所のワイナリーを訪れましたがこの地区は遥か5000年前よりワイン造りが行われていた地区でもありテロワールの良好さをひしひしと感じました。

 三日目には南の銘醸地でもあるエルサレム渓谷にあるワイナリー2か所を訪れ、こちらはガレリー地区と違い白ワインを中心に栽培を行っており、オーナーたちのこだわりを感じるところでもあります。

 総じていえることはどちらのワイナリーのオーナーもワイン造りに哲学を感じ、更にはユダヤ人独特のビジネスセンスを感じました。


 こちらの国は灌漑をはじめとする農業技術に長けており、そこにIT技術の導入といった近代農業において世界でもトップレベルの生産性を誇っております。


 第一次産業にIT 技術を組み合わせるといった理想的な現代技術がそこにはありました。日本はIT技術をビジネスとして先行するがあまり本来の生かし方ができていないという事をつくづくと感じました。

 一連のワイナリー巡りの後はダイアモンド取引所を訪れ、本来のビジネスに戻ったわけですが、印象はダイアモンドの高騰は勿論の事、品薄を肌で感じました。特に大粒に関しては多くの会社がニューヨークに運んでおり、夏休み前という事もあり、大きな収穫があったとは言えませんでした。

 久々のイスラエルは間違いなく私にエネルギーと刺激を与えてくれました。今回のイスラエルに出張に関しては多くのご配慮をいただいた、在日イスラエル大使館には心より御礼申し上げます。

それでは

2022年6月4日土曜日

現代への疑問⁉

 長年のビジネス生活と人生において気になる点を長きに渡り綴ってきましたが、時代とともにこのようなブログを書くことの意味を感じなくなってきた自分がいます。

 多くのアナログ業においてプロが少なくなり、その上でのアドバイスも必要としなくなり、ネットで検索をすれば全てが解決をすると思っている人々の増加もそのひとつです。

 デジタルが進むことは人々の経済を豊かにする反面、貧困にもするという事を気が付かなければなりません。一部のその時代の先端にいる人間は富の供与を感じるのですが、大半の人々は職を失い、さらに言えば豊かさを失うのです。

 人々が失った能力を補い、更に進化をするために必要な助力の範囲でデジタルが利用される分にはデジタルの有効でしょう。しかし、必要以上のものは人々の技術を損ない、さらに言えば職を取り上げ、知力の進化も失わせるのです。

 現実に人々は学ぶことなく検索をし、経験することなくネットサーフをし、それを自分の経験と置き換えてしまい、ある意味、他人の経験を自らの経験と勘違いをしてしまい、偏った知識を待つようになったのです。

 自らの意見に偏った意見を検索し、納得することは非常に危ういことなのですが、現代多くの人々が評論家となり、意見を述べています。しかし、そこには何の発展性もなく、危うい人生を歩む印象を受けるのです。

 自らがSNSを通じて発信することに疑問を持ち始めた要因でもありますが、綴るよりビジュアルの提供の方が役に立つのではないかという事もあります。最近ブログの更新が怠慢になったのもこれらが一イオンとなっています。


2022年5月2日月曜日

ダイアモンドと花火⁉

 秋田の大曲の花火大会が2年ぶりに開催されました。

 花火職人が『このまま花火が必要とされなくなったらどうしよう』考えていたという事をインタビューでいっていました。

 私自身この言葉に反応したのは、コロナ禍において出かけることも集まることも少なくなりジュエリーを身に纏う機もなくなり、更にはファッションそのものもフォーマルが減り、カジュアルなものになっていく現代において『ジュエリーは大丈夫なのだろうか?』と考えたからです。

 ダイアモンドそのものにおいては資産性をはじめ、ある種の特殊性や用途があるのでそれほどの心配はしていないのですが・・・。

 ファッションジュエリーにおいてはアクセサリーでも良いではないかという人々も多くいます。しかし、本当にアクセサリーで良いのだろうか? 

 花火にしても単純に上がっているだけの発煙筒や照明弾で済む話ではないだろう。勿論それとは一緒になりませんが、実用性だけではない情緒的な面というものを大きく考慮すればジュエリーそのものも退化することはないのだろうと考えrます。

 花火にj関してもジュエリーに関しても実生活の中であってもなくてもよいものに捉えられそうですが、実際には人々は感動し、季節を感じ、そしてその創造性を称賛するのです。

 現実の問題としてはジュエリーに関して人々はそれほどの感動も想像性への称賛もありません。何故なら、あまりにもありきたりのデザインや価格に走ったもの、そして値引き等の販売方法が消費者の感動やデザインの創造性への称賛の機会を奪ってきたからです。

 そう考えると花火の職人たちは毎年、人々を感動させるべき努力を重ねてきたような気がします。それゆえに人々は待ち望み、新たな仕掛けの花火に感動し、その創造性に称賛を与え、日々の日常を忘れさせてくれたそのショーに感謝もするのでしょう。

 ダイアモンドそのものに関しては自然が創造し、その美しさは人々に感動を与え、更なる輝きを増す精神性があり、そのものを鈍らせる権利には人間にはないのです。ただ、人々はそれを曇らせたり、輝かせたりする力は持っているのです。人間はその力の使い方を間違ってはいけないのです。

2022年4月28日木曜日

ダイアモンドと今後の展望⁉

  乱世と言って良いような現代です。

 新型コロナ、ウクライナ侵攻をはじめ、国内でいえばよくないインフレ、経済格差の広がり等々数え上げればきりがありません。

 そんな中で金の高騰や極度の円安など我々のビジネスにも影響があるような現象もあります。国民の現金預金がタンス預金を含めて2000兆円を超える数字になり、この現象の根底には将来の不安や国に対する不信があるのでしょうか?

 金の高騰に関しては実際には高騰どころか下降をしているのですが、円安の影響を受け国内的には高騰をしているように見え、メディア等でもウクライナ侵攻を背景に有事の影響による金の高騰としてますが、それは大いなる勘違いです。

 金の価格だけでいえば一昨年の8月をピークに1オンス2000ドルから下降が始まり、現状は1900ドルを行ったり来たりといった状況です。つまり、現状は日本の金融政策による為替の影響によるものであり、決して金の相場の問題ではないのです。

 その金の相場に関しては現在は過去の相場とは異なり、金融上の踊り場的な役目を果たし、過去の様な有事の金でもなければ経済の異常によるインフレ対策としての金でもないのです。

 現状のフィンテックの中では一人の人間が何兆円もの資産を動かし、いちいち金の相場を見るというよりは株式や国債などの状況により、一時的に資産の回避する場所としての金の役割が大きいのです。

 現状為替は円安傾向にありますが、その一番の要因は勿論、日米の金利差であるわけですが約5年物で2.8%の差というものをどう捉えるか?という事にもなります。単純に言えば130円よりも弱くなることは考えにくいし、120円よりも強くなることも考えにくいとなれば、しばらくの間は120円台をウロウロするといえるのではないでしょうか。

 そうなると我々のダイアモンドをどう考えるとよいかという事ですが、1ドル110円より弱くなる環境下では輸出を念頭に入れるべきというのが私の考えです。何故なら、最近の事ですがお金欲しさではなく『墓じまい』ならぬ『宝飾じまい』したいと思っている方が多いという事です。

 つまり、大粒のダイアモンドをはじめ高額な宝飾品を手放したいという方が多くいるという事です。それであれば腰の弱くなった日本市場より海外市場へ向けた試みをすべきという事です。

 それらの人々は年齢も上がり、バブルの頃のデザインを多く所有しており、現代のカジュアルになり過ぎたファッションには馴染まないものが多くあり、手放すには抵抗がないのです。それ故に過去の如何わしい価格で販売がされた物で価格が想定よりも安くても、目的はお金ではないのでスムーズに事が運びます。

 私自身も以前、長く海外でのビジネスを行ってきたという事もあり、今後をふまえ海外への進出も一つの手段ではないかと考えています。


 

2022年4月18日月曜日

戦争と災害とダイアモンド⁉

 ロシアのウクライナ侵攻以来、ダイアモンドに対する問い合わせをいただく機会が多くなっています。

 資産としてのダイアモンドについては以前よりブログやセミナー等などで取り上げてきましたが、確かにこのウクライナ侵攻以来、様々なご意見や反応をいただくことが多くなまりました。

 ダイアモンドの資産として有効性は以前から触れてきましたが、安全資産であると同時に携帯性、対応性に関しては今回の様な惨事が起きると改めて感じざるを得ません。

 今回もウクライナの富裕層がいち早く対応をしたことやポーランドやオーストリアでの避難民の人達のダイアモンドによる換金が行われているという内容はダイアモンドのユダヤ人仲間から多く聞きます。

 戦争は実感がないにしても災害というある意味戦争以上に悲惨な出来事は我々日本人にとっては他人事ではありません。長く続いた不動産神話も限界が近づく様が最近の土地価格にも反映されてきています。

 どうしても東京や大都市の不動産を物差しにしがちですが、過去栄えた地方都市がシャッタ―商店街や過疎化しているとをもっと現実的に受け止める必要があるのです。それは徐々に大都市に迫りつつあり、現状のタワーマンションに関しても高騰しているといっても建材が値上りがりしているだけであり、決してその土地自体が値上がりしているわけではありません。

 投資信託にしても、ここ二、三年多くの小規模投資家たちは苦しんでいます。現代の投資に関しては大規模投資家だけが潤いを得る仕組みになっており、決して投資家皆が富を得るわけではありません。もっと言うと相変わらず千三つ、つまり千投資して三つ戻りの世界であることに変わりはありません。

 現実にイーロン・マスクやバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ社などのリターンは驚異的ですが、実際の身の回りでの投資信託難民は後を絶ちません。つまり現在の金融というものは魔界に近い存在であり、ITやデジタルさらに言えば特殊な情報収集能力がなければ太刀打ちは出来なのです。

 多くの証券会社の担当者は上辺の知識で営業をしており、彼らの知識では到底現状の金融の世界は計り知れないのが現状でしょう。

 ダイアモンドというシンプルで安定した資産へ改めて目を向けるには絶好の機会かもしれません。ただし、宝飾業界とその世界は似てはいますが、決して同質のものではないことを、改めて記しておきます。

 あとは、お金があれば手に入るといった品物ではなく、手に入りやすいものは、やはり資産性は低くなるという事も併記しなければならないでしょう。